
Yasuko's
Diary
手話は、ろう者の存在あっての言語。
音のない世界に生まれてきたデフ・アラフォーが思いつくままつらつらと綴る…

2008年3月
「デフサトウエンタープライズ(DSE)」(東京都目黒区)を設立。手話翻訳指導、年配ろう者の手話読み取り指導、DVD等の制作・出演、ろう被爆者証言DVD「ヒロシマ」の発行、手話教本への出演など、精力的な活動を続けながら「デフライフ・ジャパン」誌の発行準備に奔走する。
2010年1月
ろう者が書記日本語でつくる雑誌「デフライフ・ジャパン」創刊、編集長に就任。
2012年10月
米国のマルチメディア企業「MSMプロダクション」取締役社長、マシュー・S・ムーア氏と共に「デフライフ・ジャパン株式会社」設立。国内でもめずらしい、ろう者と聴者のより良い関係づくり、聴者社会への有益な情報提供など、ろう者の視点で行う企業として幅広く活動中。
2017年4月
長年のミッション「ろう者と聴者のより良い関係づくり、聴者社会への有益な情報提供」を具現化した初舞台「手話と朗読で見せる源氏物語」で成功。現在は、ろう者(視覚文化)と聴者(音声文化)が同時に恐怖感に浸れるような舞台を目指し、第二弾公演「朗読と手話で語る~怪談~」(9月9日)の製作に没頭する日々。
私生活では、4人(1男3女・うち下2人は双子の女の子)の子どもを育てるシングルマザー。その他家族はネコ5匹。家族全員(ネコ以外)がろう者という生粋のデフファミリーの日常は明るく、笑い声の絶えない“賑やかな”家庭を築いている。
毎日、本屋をのぞかないと気が済まないほどの本好き。多忙な日々の中、貴重な憩いのひとときとなっているのが晩酌。特にワインを好み、子供たちが成人して乾杯できる日を楽しみにしながら、今のところは毎夜のひとり酒を楽しむ。
座右の銘は「歩くから道になる。歩かなければ草が生える」(相田みつを)。
Career
手話プランナー
手話講師・雑誌編集・動画編集
佐藤 八寿子
Yasuko Sato
